安倍総理が憲法を改正して自衛隊を憲法に明記する考えを示していることを受けて、社民党は、「極めて危険だ」とする党の新たな見解を決めました。
「再び戦争が出来る国に転換しようとする狙いで、極めて危険であると言わざるを得ない」(社民党 吉田忠智 党首)
社民党が常任幹事会で決定した新たな党の見解では、安倍総理が9条の1項2項を維持して自衛隊の存在を明記することを提案していることについて、「『集団的自衛権を行使する自衛隊』を書き込み、再び戦争が出来る国に転換しようという狙いで、極めて危険」だとしています。その上で、自衛隊を明記すれば、戦力の不保持を規定した「2項を死文化することにつながる」などとして反対しています。
社民党としては今後、憲法改正の阻止に向けた運動を強化し、護憲政党としての存在感をアピールしていきたい考えです。(20日19:11)
7月31日には社民党支持労組会議があります。熊本教育ネットワークユニオンも参加します。
※写真またはその横(左)の太ゴシック文字列(自衛隊明記「極めて危険」、社民・党首が党の新見解発表(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュー・・)をクリックすると動画が見ることができます。