夢三題
(一)
Q、 東京オリンピックまで残りわずかとなりました。今でも「中止すべき」という声が過半数ですが。
A:オリンピック、パラリンピックは何が何でも開催します。コロナ対策が不十分だの、実施計画が大雑把だのという声は無視するというのが総理をはじめ各大臣の暗黙の了解だ。無責任だというご指摘は当たりません。誰のためにやる?国民のためでも、アスリートのためでもありません。われわれ政府とわが党のためです。秋には総選挙があるんですよ。
(二)
Q、今の政府はとかく信用できない、という声が多数です。説明が足りないのではないですか。
A:説明不足は学術会議メンバーの任命拒否以来、最も得意とするところです。下手に説明すれば、もともと怪しい政策なんだから足元を見透かされてしまう。証拠隠滅、文書改竄、責任放棄、更に国会軽視という一連の流れは安倍政権時代に完成された財産だ。今後も大切に守っていく価値がある。
(三)
Q、福島原発の処理が進みません。一方では、古い原発を再稼働させるという動きがあります。脱炭素社会を進めるために原発再稼働というのは、世界の環境保護政策に相反するのでは?
A:かつて「フクシマ.イズ.アンダー.コントロール」と世界に向けて大嘘をついた人もいる。しかしそのために東京オリンピックを呼ぶことができたじゃないか。つまり、政治には大法螺も必要なんだ。原発なしで「2050年までに脱炭素社会を実現する」なんてできる筈がない。それが本音だよ。
………インタビューを終わります。
(熊本教育ネットワークユニオン S )
「「多分こうであろう」夢劇場」から中継でした。