熊本教育ネットワークユニオン

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「政治家の最低条件」

「政治家の最低条件」

   「新型コロナウイルス感染症」への対応で菅政治は右往左往している。そもそも菅首相の誕生は、この難局に対応出来ない安倍晋三が、またぞろ病気を悪化させたからである。逃避に成功した安倍は元気を取り戻し「太鼓持ち雑誌」で下卑たお話のやりたい放題だ。

  「復興の象徴としての」「ウイルスに打ち勝った証としての」「感染症の中でも世界の団結を示す」・・・オリ・パラの形容詞は七変化。「それ打て、やれ打て、どんと打て」と大号令のワクチンは今いずこ。「酒を飲ませる店は金融機関に告げ口するからねー。」と皆で決めたくせに担当大臣のせいにする。もう「劣化」では済まない政治に「烈火」のごとく怒ろう!

    分子生物学者の福岡伸一ハカセは「仮説と実験データとの間に齟齬が生じたとき、仮説は正しいのに実験が正しくないから思い通りのデータが出ないと考えるか、あるいは、そもそも自分の仮説が正しくないからそれに沿ったデータが出ないと考えるかは、まさに研究者の膂力(りょりょく)が問われる局面である。実験がうまくいかない、という見かけ上の状況はいずれも同じだからである。ここでも知的であることの最低条件は自己懐疑ができるかどうかということになる。」と述べている。(『生物と無生物のあいだ講談社現代新書

    引用して気づいたが、そもそも安倍政治も菅政治も知的であろうとしていないのであって、彼らの辞書に「自己懐疑」の言葉は載っていないのだった。

   投稿予定日まで10日以上もあったが、あまりにもヒドイので、酔いにまかせてつい投稿してしまった。

(ネットワークユニオン とらうと)

 

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