熊本教育ネットワークユニオン

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自民党政治に「喝」を

自民党政治に「喝」を

    総裁選に出馬するにあたり河野太郎行革大臣は原発再稼働を容認したらしい。3・11以前は「原発絶対安全」と言った人たちが大勢いた。彼らには今も一切の反省はない。「弱いもの」は徹底的にたたくメディアも、当時「絶対メルトダウンしていない」と言った東大教授をバッシングしなかった。権力を手にするためには「原発反対」の河野太郎氏も言を翻した。同じく出馬する高市早苗氏は言を翻さず「アホノミクス」を継承し、軍事費は大幅に増やし、敵基地攻撃能力を保有すると主張している。

 さて、いよいよ総選挙が近づいた。先日、大学の先生方から街頭演説のあり方などについて意見を伺ったが「正しいことを言うから票が入るという状況ではない。政治が如何に身近なものであるかを具体的に丁寧に語ることが必要だ。消費税の凍結と言うだけではなく、年収200万円の人にとっては20万円の賃上げに等しいのです、どうですか?と訴えるべきだ」などとアドバイスを受けた。

 安倍・菅と続く「嘘と恫喝と忖度」にまみれ「自己責任を押し付ける」政治に、何とかして大きな「喝」を入れたい。毎朝の、犬との散布道にコスモスが揺れ始めている。70歳にならんとする自分のことを、世の中のことを、つい10数年前までは「平和で平穏な毎日を送っている」と想像していたのだから。

(教育ネットワークユニオン とらうと)