熊本教育ネットワークユニオン

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本日の朝日新聞(1面)を見て

本日の朝日新聞(1面)を見て

▶もちろん「衆議院解散 31日投開票」が1面トップ。「岸田・菅・安倍政権の4年 問う」「首相、最大争点は「コロナ対策」」「「悪弊」断ち切る覚悟 見極めを」と見出し(朝日新聞西部本社版)。首相が争点を「コロナ対策」とは?理解に苦しむが、「誰がやってもうまくいかなかった」が前提か?500億円の布マスクは?GoToキャンペーンによる感染拡大は?軽症者を「棄て」た責任は?「私じゃありません。私はうまくやります」が争点か?争点は「まっとうな政治、公平・公正な政治を取り戻す」ではないか?でたらめが多すぎる。

▶熊本と関係の深いのは、台湾の半導体大手のTSMCが工場建設を熊本(菊陽町)で行うと明らかにしたこと。半導体は「コメ」に例えられる。それほど重要で自動車産業などが災害による半導体供給不足で苦境に立った話は記憶に新しい。TSMC半導体受託生産の世界シェアの半分近い世界のトップ企業だとか。しかし日本には半導体の工場は実はたくさんあるが外資系が多いという(半導体前工程の工場:台湾UMC(三重県富士通の工場だった)、Micron Technology広島県エルピーダメモリをの工場だった)、ON Semiconductor(福島県)やTexas Instruments福島県茨城県))。また、熊本・九州では後工程の工場:Amkor(Jデバイスの九州工場)などがある。いずれも創業以来様々な苦境を乗り切り現在は外資系として生き残ってその技術を保っているものと思われる。働く人たちもいろんな意味で大変であった違いない。新設される工場に働く人たちが安心して働ける環境が確保されることを願っている。そのためにも労働組合の存在は大きい。

▶「天声人語」は国会で聞かれた「配分」「再配分」について話題にしている。