スマホになって３ヶ月余り

　７月下旬に妻と一緒に３Ｇガラケーから４Ｇスマホに替えたが、私の利用の仕方はガラケーの時とそんなには変わっていない。たまに、インターネットで検索することもあるが、時々使うのは電話とユニオンのグループＬＩＮＥくらいである。カメラを数回使ってはみたが、画像を送ったことはない。メールは学校から連絡と契約している携帯会社から宣伝などが来るが、返信する必要はない。試しに、ニュースの無料アプリを入れてはみた。ＳＭＳを一度使ったが、ガラケーのショートメールと違ってＬＩＮＥみたいに画面になっていたので少々戸惑った。

　高齢者向けのプランで電話はかけ放題であるが、データ量は少ない。そこで、安価なＷｉ－Ｆｉのルーターを通販で購入した。２０年くらい前にはＡＤＳＬに無線ＬＡＮを付けて、ウィンドウズＸＰのノートパソコンを使っていた。光回線になってからは、ずっとケーブルで接続していた。

　付属品などを月割りにすると、それなりの金額になった。一番後悔しているのは、店員に勧められるままに付けた追加メモリーである。いろいろと保証はついている仕様のようではあるが、量販店では数分の一の値段で買える。通販ならもっと安い。そんなに写真や動画を撮る訳でもなく、今のところは内蔵メモリーだけで充分だっただろう。もっと時間をかけて、調べたり人に聞いたりすれば良かったと思う。

　夕方になると、ガラケーの時と同じで電源は切っている。固定電話もあればパソコンもある。スマホの小さい画面を長く見ていたくはないので、デスクトップや中古ノートパソコンでインターネットを見ている。難点は電源を入れてから立ち上がるまで時間がかかることである。

　家ではテーブルの上に置いている。学校ではほとんどバッグに中に入れたままにしている。若い人のようにスマホを常に身につけることはないし、しょっちゅう見る必要も感じない。だから、今問題になっている「歩きスマホ」や「自転車スマホ」を何故するのかと思ってしまう。パソコンには依存気味かもしれないが、スマホ依存にはならないだろう。時々音が鳴るが、電話の呼び出し音以外は何の知らせか区別がつきにくい。設定の仕方があるのだろうが、機能が絞られたガラケーの方がわかりやすかった。

　同時にスマホにした妻は、最初とは別のショップで８月末に同じ系列の格安スマホに契約変更した。電話はかけ放題でデータ量が少し大きく、翌月に繰り越しできるプランである。私も１０月末にショップにいって料金を比較したが、結局変更しなかった。インターネットや固定電話それに電気も同じ会社にまとめた割引、ガラケーからスマホに乗り替えや期間限定の割引などがあり、私の使用頻度では今の方が割安のようだ。ガラケーの時の料金とさほど変わらない。なんだか携帯会社に踊らされているような気もするが、一部の割引がなくなったら格安スマホに契約変更しようかなと思う。

　中国や韓国などのように何でもスマホ決済はなんだか不安だ。チャージ式の電子マネーカードや交通カードは少し利用しているが、現金に安心感をもつ古い人間なのだろう。そんな私でも、何年かするうちにはスマホの機能をある程度使いこなすようになるのだろうか。

（熊本教育ネットワークユニオン　ｔｒｕｅ　ｍｙｓｅｌｆ）