▶中教審の「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会(第5回)・初等中等教育分科会教員養成部会(第126回)合同会議は「免許更新制の発展的解消」といういわば「美辞麗句」で廃止する。なんでもいいわけが必要。言い訳など、良いわけないのに(おやじギャグ?)。下の画像は、11月15日に提出の為パブコメを求める際の原案=「審議のまとめ(案)」。 https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185001189&Mode=0 で閲覧可能(11月16日)。なお、現時点(11月16日)では11月15日に開催の提言を示した会議の報告を文科省のWebSiteでは見つけることができなかった。
▶画面中の新聞記事は11月15日の部会の提言を伝えるニュース記事(朝日新聞11月16日)。
▶日教組は審議のまとめが出た時点で書記長談話を発している(
https://www.jtu-net.or.jp/statement/discourse/mennkyosyokicyou/ )。
そして次のように指摘している。
「審議まとめ(案)」では、教員免許更新制の代替となる研修や受講履歴等を管理するシステムの構築や充実が記載されており、教員の多忙化に拍車をかけることが懸念される。今後は教育職員免許法改正とあわせて、教育公務員特例法改正も行う予定であり、学校における働き方改革の観点から研修の精選を行うことや、「審議まとめ(案)」にも示された「現場での経験」をはじめとする自主的な研修機会が十分確保されることが求められる。
▶審議会部会の原案(資料)に次の記述があることを紹介しよう。
(中略)
これは、廃止の大きな原因の一つだと推察する。本件の県教委は早期退職にかなり気を使っている節がある。「教員免許更新制」と「非正規だのみ」の矛盾が露呈し、定年制、働き方改革、そして「生きがい搾取」と「上意下達の管理強化」、「力不足(学習不足)の管理職」等々による教育現場のブラック化が一気に押し寄せている感がある。
(kob)
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