熊本教育ネットワークユニオン

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Imagine there’s no countries

Imagine there’s no countries

冬季オリンピック北京大会が始まっている。開会式に、来賓としてプーチン大統領が参席していた。ドーピングで国家としての出場ができず、選手はロシアオリンピック委員会としての大会参加だ。矛盾だ▲開会式でジョンレノンの「イマジン」が流れた。専制主義・膨張主義覇権主義的な動きを強める習近平の目の前で流れる「イマジン」に違和感を持った。「矛盾だ」と思っていたら、昨年の東京オリンピック開会式でも流れたらしい。「イマジン」を流すことが「免罪符」になっていませんように▲スピードスケートショートトラック、男女混合ジャンプなどで、ルールや判定を巡ってごたごたが起きているらしい。そう言えばスキー複合競技やジャンプで日本がメダルをと取るたびにルールが変更されたなあ。矛盾だ▲平野歩夢くんのハーフパイプを現場で観戦すれば、目ん玉がひっと出るほど驚嘆するに違いない。採点の基準は「かっこよさ」だそうだ。観戦者の採点と一致しそうなところが面白い。これから4回転することを「1440…フォーティーンフォーティする」と言いそうだ。普段は全く関心のない競技なのに…矛盾だ▲オリンピックを観戦すると、その時間はいつも「国粋主義者」になっている自分に気づく。イマジンの歌詞のように「国なんてないんだと想像して」みたら、オリンピックは国家を背負うことのない全く違ったものになるのだろう。

(とらうと)