熊本教育ネットワークユニオン

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東京新聞から ウクライナの情勢

ロシアのウクライナ侵攻は続いてる。何をやってるのだろう。いらだちがこみ上げてくる。東京新聞の記事が寄せられたので下に掲載する。

日(木)16時から熊本市辛島公園で抗議の座り込みが予定されている。

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         攻撃を受けたキエフの住宅街で救助される市民=26日撮影、
ウクライナ非常事態省の公式サイトから

 【モスクワ=小柳悠志】ロシア軍が24日に始めたウクライナ侵攻で、住宅地へのミサイル着弾などによって死亡する民間人が急増、国際社会の懸念が高まっている。国際人権団体の調査では、ロシア側はウクライナ側への責任転嫁に躍起となっているが、一部では事実上の無差別攻撃が行われているとの見方も出ている。

 ウクライナ保健省は26日、子ども3人を含む民間人198人が死亡、1115人の負傷者が出たと公表した。

 南部オデッサ州リペツク村の住宅地では、ロシアのプーチン大統領が軍事作戦を命じた24日、ロシア軍の攻撃とみられる爆発があり、現地の非常事態省によると22人の市民が死亡した。このうち11人は女性だった。近くの飛行場がミサイル攻撃を受けており、目標を外れたミサイルが着弾したとみられる。

 現地のジャーナリスト、アンナさん(27)は「市民は侵攻におびえ、避難を余儀なくされている」と本紙に説明。オデッサの海洋生物学研究所の女性職員(40)は「住宅地を攻撃するプーチンは許せない。戦争反対の声を上げないロシア国民も共犯だ」と怒りをあらわにした。

 首都キエフや東部ハリコフで住宅地が破壊されているほか、ロシアが独立を承認した東部の親ロ派武装勢力支配地域に隣接するウクライナ政府の支配地域では、民間施設が攻撃を受け、大きな被害が出ている。

 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは、ロシア軍が24日、東部ドネツク州の病院付近をクラスター(集束)弾搭載のミサイルで攻撃したとの調査結果を公表した。

 プーチン氏は「ロシアとウクライナはもともと一つの民族」と主張。「ウクライナ政府の抑圧から、罪のない市民を解放する」との名目で全面侵攻を正当化しており、民間人の死者が増えれば、苦しい立場に追い込まれるのは必至だ。

 ロシア国防省は「精密誘導ミサイルで軍事インフラなどを標的にしている」とし、一般市民への攻撃はしていないと主張。プーチン氏は25日、テレビ演説で「ウクライナ軍は、都市部にミサイル発射施設を置き、ロシア軍が(誤って)民間人の住居にミサイルを撃ち込むよう仕向けている」と自説を展開し、ロシアのネベンジャ国連大使も「ウクライナは、民間人を盾にしている。国際法違反だ」と責任を転嫁した。

東京新聞