戦争でけがし殺されるのは国民
改ざんで事実を隠す森友問題。仕事で改ざんを命じられ、拒否できず改ざんしたが良心の呵責で自殺したあかぎさん。その思いを知った妻の人が事実を明らかにしたいと裁判をしている。改ざんとは、良心を追い詰め死においこむ卑劣な行為ではないか。
「歴史戦」なる言葉がある。2014年4月より産経新聞の特集として組まれている一連の記事。朝日新聞による慰安婦報道を批判し、捏造として、これを分析し戦いとして、朝日新聞・中国・韓国とどう戦うかについて論説を繰り広げた(ウイキペディア)という。歴史戦チームなるものもうまれたようである。慰安婦は、第二次大戦と同じくおろかで惨い恥ずべき行為である。が、良心は殺され、殺いあいをさせられた狂気の中で行わされたものと思う。許されるものではない、しかしなされてしまったものは、お詫びし反省するしかないのではないか。
それをなかったものにしたいのが、「歴史戦」のようである。それは、改ざんではないのか。
ロシアがウクライナに侵攻した。国民がけがをさせられ、殺されている。はやくやんでほしいがやめろと意思表示するしかない。
戦争で儲かる人がいるという視点からみる。兵器を売る会社は儲かる。新聞の売れ行きが上がったときもあるそうだ。(自分が殺しあいに参加せず、ながめるのは、オリンピックで選手が戦うのを見ると同じ面白さがあるのか)権力をもつものにとってはどうか。バイデン米大統領の「ロシアは侵攻する」という言葉が新聞に載っていた。それはそそのかしともとれる。生活苦しくなり国民が政権に不満を持った時、その矛先を国外に逸らし権力を応援するようになれば、権力をもつものにとっては、儲かる。ならば戦争をしたいと思ってる人もいると考えられる。現に戦争がおこっている。ウクライナもロシアも戦争する国権を持っているのだろう。
戦争に改ざんはつきもののようである。メディアをいくつか突き合わせて、改ざんに踊らされないようにしないといけないのではないかとも思う。
ベルリンでは10万人以上の人が、ロンドンでワシントンで長崎で東京で、世界各地で戦争反対の声があがっている。ロシアでも数千人の逮捕者がでてもなお、戦争反対の声はある。
( M )