熊本教育ネットワークユニオン

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見えないこと:「Walled Garden」(ウォールド・ガーデン)

見えないこと

▶何回か書いたが、Linuxの世界を知ると、windows(Microsoft社)やiOS (Apple社)の支配から逃れられた気分で爽快だ。

▶ところで、インターネットの世界で「塀の中の庭」という言葉があるのをご存じ?「Walled Garden」(ウォールド・ガーデン)は用語解説(https://ejje.weblio.jp/content/walled+garden)によれば、「インターネットの一部にのみ利用者からのアクセスを限定しようとする仕組み」。ここでも、見えない閉じた社会がつくられている。恐らくだが、小さな文字の「同意して先へ進む」で私たちはそれを許しているのだろう。今年(2022年)1月にMicrosoft社がゲームメーカーのアクティビション社(Activision Blizzard)を7.6兆円での買収した(M社としては過去最大のM&A)。これも「塀の中の庭」の庭を広げることに違いない。

▶当然のことに、そのような動きは企業・個人の中に警戒感を湧き起こしている。企業のマーケッテイングを担当する人の3人に1人が、「自社の広告キャンペーンはFacebookGoogleAmazonに依存し過ぎているとの認識だ。

https://www.criteo.com/jp/wp-content/uploads/sites/6/2021/09/JP-issues-digital-marketing-campaigns-min-1536x740.png

▶それと、対抗する動きもCriteo社(仏の企業)などで見られる。このことについては不勉強であり、特定の企業を宣伝するつもりもないので今日は書かない。

▶気づかれているとは思うが、「見えないうち」に広告等で私たちをいつの間にか企業の都合の良い「庭」に招待され、「タイやヒラメの舞い踊り」を堪能している私やあなたがいるようだ。