熊本教育ネットワークユニオン

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今こそ、憲法九条を活かそう

今こそ、憲法九条を活かそう

日清戦争での日本軍の死者13,800人、日露戦争115,600人、第一次世界大戦300人、第二次世界大戦では日本軍2.300,000人・民間人800,000人▲朝鮮戦争での日本兵の死者0、ベトナム戦争0。ちなみに朝鮮戦争では韓国側約2,400,000人・共和国側約2,900,000人が犠牲になり、国連軍(22カ国が参戦)の犠牲者は150,000人(内米軍140,000人)だ。▲また、ベトナム戦争は15年間も続き、南北の軍・民間合計で8,000,000人が犠牲になった。そのうち5,000人は「韓国」の若い兵士だ。▲東アジア太平洋戦争での敗戦を受け、1947年に施行された日本国憲法によって、朝鮮戦争にもベトナム戦争にも、日本の自衛隊が「直接」荷担することはなかった。▲2003年の自衛隊イラク派遣は(小泉首相の「自衛隊のいるところが非戦闘地域だ」という迷言が忘れられない。また現在の佐藤正久自民党外交部会長がヒゲの隊長としてデビューした)「特措法」での派遣で、自衛隊による一発の発砲もなかった。▲朝鮮戦争をはじめとして、アジア地域では戦後も様々な紛争が起きているが、「憲法九条」によって、戦後77年間、日本の平和が守られたことは明々白々だ。▲しかし安倍晋三は、このような「憲法九条の実質」を破壊した。2014年~15年の、いわゆる「集団的自衛権行使容認の閣議決定」「安保法制の強行」だ。さらに菅義偉はバイデン大統領との日米共同声明で「中国の脅威」を並べ立て「台湾有事の際は(安保法制を根拠に)日本も協力する」と約束。その為に「敵基地攻撃能力」「南西諸島へのミサイル基地配備」「自衛隊による米艦船護衛活動」「重要土地規制法による反戦・反原発運動の押さえ込み」「日豪・日印・日英など軍事同盟の拡大」を確約した。▲岸田文雄も、安倍晋三ら右翼の圧力に屈する形で、この方向性を堅持し推進している。昨年の衆議院選挙で維新が躍進、国民民主も憲法改正に前向きだ。▲「日米安保条約で日本の平和は守られた」と右翼は宣伝する。とんでもない。朝鮮戦争にもベトナム戦争にも参加しなかったのは「平和憲法」のおかげだ。日米が「対中軍事同盟」として、ひたすら危険な方向に突き進むのは、その事実を無視することだ。▲「敵基地攻撃能力」を認めることは「敵」が「日本国内の基地」を攻撃することを容認することの裏返しであり、沖縄をはじめ米軍基地をかかえる地域での命と平和な生活をないがしろにする政策に対して、怒りを禁じ得ない・・・どころではない。▲・・・ロシアのウクライナ侵略を機に、てんやわんやの報道が垂れ流され、喧々囂々の議論がなされている。機に乗じて「戦争できる国」にしようと目論む面々が強気・強気で出てきている状況を何とかしたい。参議院での改憲勢力3分の2超を何としてもストップしなくてはならない。

(とらうと)