「教科会で報酬対象になる時間は学期に1時間」と言われました。
Q : 学校の管理職から教科会で報酬対象になる時間は学期に1時間と言われましたが本当ですか？
A ： 教科会で報酬対象になるのは「各学期初めの教科の打ち合わせ」の教科会です。「時間割に組み入れてある毎週の教科会」は報酬対象になりません。多くの学校では教科会の時はほぼその教科の非常勤講師は授業をやっています（時間割作成作業のテクニックみたいなもの）。
Q ： そんなこと聞いているのではありません。年度初めは時間割作製前に誰がどのクラスの何という科目を担当するかを決めます。しかし、その日は分刻みの会議が連続して行われ、教科内の打ち合わせを別日または別時間に取る必要があります。それでも報酬対象は1時間ですかと言っているのです。
A ： 理解不足、失礼しました。学期初めの打ち合わせは1回では終わらないケースがあることを言っておられるのですね。
県教委が出していて皆様のお手元にもある「～報酬対象業務範囲に係る整理表」によると、教科会は「各学期初めの会｜で、｜授業計画の打ち合わせ等必要不可欠の場合」とあります。必要不可欠が1回とは限りませんから、学期初めは1回とは限らないというのが正しい解釈です。もちろん、そのように運用している学校もあります。
熊本県教育委員会（熊本県）と当ユニオンが2016年から労使交渉をお互いが誠実に積み上げて「仕事をしたら報酬を出す」ことができるようになったのです。それまでは授業以外は報酬なしのサービスでした。他県の方は勤務校所在の高教組等にお訪ねください。
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