さすがアメリカ! 規模が大きい!
「ジョー・バイデン大統領は8月24日、数千万人のアメリカ国民を対象に多額の学生ローンの返済を免除する計画を発表した。
年収12万5000ドル(約1700万円)未満の場合は1万ドル(約136万円)の、低所得世帯を対象とした補助金「ペル・グラント」の受給者は2万ドル(約270万円)の返済が免除されるという。」(The NewYork Times)
「ペル・グラントを受給している学生は、2万ドルのローン減免が受けられる。
借り手のおよそ60%が、ペル・グラントを受給しており、その大半は、年収が3万ドル以下の家庭出身である。教育省は、2700万人の借り手が最大で2万ドルの減免を受ける資格があると見積もっている。
そのほかの数百万人の借り手は、年収12万5000ドル以下、または25万ドル以下の世帯であれば、1万ドルの返済免除が受けられる。
2021年または2020年の所得申告に基づいて査定される。」(The NewYork Times)
日本における、奨学金はどのようになっているのか?
日本の大学生の約202,000人(R2年度)が日本学生支援機構の給付型奨学金を受給している。
また、貸与奨学金1種約346,500人、Ⅱ種約540,000人(R2年度)となっている。
日本学生支援機構の「平成30年度 学生生活調査」によると、奨学金を受給している学生の割合は、大学(昼間部)で47.5%、短期大学(昼間部)で55.2%、大学院修士課程で48.0%、大学院博士課程で53.5%となっている。
(ネットワークユニオン H義)