70のチャンス
5歳きざみだから70歳はチャンスである。74歳よりは73歳よりは体力的には有利、最有利の70歳。
65歳代シングルスでは、勝つことのできなかった、福岡県ベテランオープンテニス大会に、向かう。朝9時から福岡市博多の森テニスコートでの試合、7時には家出ないと。
スマートインターチェンジで高速道路にのり、福岡都市高速からおりたが、ここから市内を博多の森テニスコートに。いや車がこんでいる。ナビでは8時50分に着くと。だが混み具合から、52分着、、、55分着と表示が変わっていく。あせる。開始時間に間にまわず戦わずして負けるなんてことになりませんように。気持ちはあせる。なんとか55分着。受付すませ、1分くらい前にはコートに立てた。
相手の人は、顔の黒さでは私とひけをとらない位。シーガイアって太陽くるのか？その人の所属はシーガイア。宮崎？。気合いはいってる。つれなのか応援席でタブレットで試合を撮影している 。
ライン近くに落ちるボールはアウトかセーフか微妙なジャッジ。セルフジャッジなので、その人が、アウトといえばアウト。ライン上に落ちたらセーフだが、写真判定などないからアウトとコールされたら、アウト。
ラインより内側に落とすしかないの
だ。相手が間違えることもあれば、こちらが間違うこともある。
1セット目は6-1で勝った。素晴らしい。何年前から参加したのかは忘れたが、これまで、勝つことも、ましてや、リードしたことなかったのに、なんと。
テニスで、教え鍛えてくれた人に、「勝ちました」とメールできるかななんて、皮算用などしている。負けたらどうするのかと、一人つっこみもいれながら、セット間を過ごす。
2セット目始まる。
1ゲームを取られてしまった。だがなんとかおしかえし2-1アップ。シーガイアさんは攻めて2-2となる。頑張らんば、3-2とリード。なのに3-3と追い付かれる。それから3-4とダウン。リードされた。守りにはいってる。攻めなくては。4-4と追い付く。だが相手も頑張り4-5 とダウン。またリードされる。
あと1ゲーム負けたら2セット目は負けで終わる。
ここ負けて3セット目にもちこし、そこでのタイブレークで勝とうかな。いやここで、勝つしかない。
おー試合展開忘れたけど5-5と追い付いた。「次のゲーム勝っても、セット終わりません。6-5でリードしたほうがまた勝ち7-5になれば終わり。6-6になればタイブレークとなります」と確認した。踏ん張りどころだ。6-5とリードした。あと1ゲーム勝てば7-5で終わる。
2ゲーム連取していた流れからか、勝った。
70歳のチャンスが生きたか。
悲願の一勝目。乾杯(気持ち)。
勝利報告のメールしまくった。鍛えてくださった、IさんUさんNさん。息子、娘。
2回戦は1-6、0-6で完璧に負けた。相手のドロップショットに動くこともできなかった。試合後に足つった。
70歳のチャンスは潰えたか？。
相手も70歳だったけど。
