熊本教育ネットワークユニオン

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素数とプログラム(1)

 

素数とプログラム(1)

    このところ素数のことを何回か書いた。

    素数の近辺を学習していたら、すごいことを知った。どなたが言われたのか忘れたが、もちろん数学者だったと思うが。正しく言い表しているかどうかは、はなはだ心もとないのだが次のようだった。数つまり1,2、3・・・という数(それは自然数だけでなく、拡張されて複素数なども含まれるのだろうが)、この数が実際に「ある」。この数が自然であり数学の研究対象である。この「存在する」数の世界のわからないことを調べる、数の持つ性質を調べるのが「数学」。

    この言葉に出会うまで、「数学」とは何かなど考えたこともなく。微分積分の問題、図形の証明問題のようなものとしか理解できていなかった。高校時代は数学の難しい問題を解くことと、数研出版の問題集を解き解けた問題番号に斜線を入れるのが快感で、数学とはとか何のために数学を学ぶかとか考えることもなかった。教える側に立つた時は「化学」を教えていたからそれなりの理屈をつけていた。

    しかし、70を超えて「数学とは現実に存在する数の性質を調べ解き明かす。その手段として様々な分野が生まれそれは物理を始め物質理解に役立っている」ということを知り、大げさに言うと「驚愕」している。補足だが、物質理解が逆に数学の発展を助けるときもあるらしい。多分、これらの「数学」とは何かに関することは高校生でも理解できると考えられる。教えてほしかった。

 長くなったので今日は(1)で終わる。

(つづく)

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