熊本教育ネットワークユニオン

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知らないこと二つ

知らないこと二つ


 手術なら二つの場合があります。
 白内障というのは、かなり前に診断され、手術を覚悟して眼科に来た私は、とまどいも湧く。「一つは免許更新の前。0.7を超えるためには手術したがいいです。…」
 ならば、当面手術しなくてもいいと思い、帰ったらすぐ祝い酒を飲む。
 病院からの帰り、メガネ屋さんに寄って、とりあえず少しはよく見える遠近両用と、近いところ用の2つのメガネ2月2日までに完成を頼む。2月4日にテニスの試合がある。
 振り返ること1年半くらいまえ、メガネをまた作ろうとメガネ屋さんに行ったが、レンズ換えても視力あまり上がらず。店員さんから「目の病院に行ったがいいかもしれません」と。診察の結果「白内障です。今すぐ治療しなくてもいいですが、経過をみたがいいです」と言われた。

 テニスの仲間からは、「白内障は手術したらよく見えるようになった。一日ですむ」と手術すすめる人多し。
 長い間つかえば劣化するのはあたりまえだけど。目の中の水晶体とかいうところにゴミ?がくるのはしかたないけど。そのゴミのせいで、網膜に来る光の量がへるのはわかる。暗く見えるだろう。でも、それで、焦点距離に影響するか?網膜までの焦点距離を水晶体が調節するのをレンズで補助してたのに?なぜ、補助できない。レンズでの光線角度を変えて水晶体へ入力角を変えても、水晶体は網膜へ光線を伝えられないのか。
 水晶体の焦点距離に合わせるよう調整するレンズがもう作れないからではないか、と思い店員さんに聞いた、「レンズは作れますが、それでももう視力はあがりません」と。
 となると、水晶体が曇ると網膜まで来る光の量は少なくなるのとそれだけでなく光の屈折率にも影響があるということか?
 メガネのレンズを変えても視力が、上がらない。白内障だからである。だが、光量と屈折率というものだけで、視力が影響するのだと思い、疑問のままだった。考えれば、経年劣化は、水晶体だけでなく、網膜その他の劣化もありうる。レンズの曇りだけでは決まらないのだろう。
 小澤征爾さんは、世界的に偉大な指揮者というのは知っていたが、その偉大さは知ってなかった。小澤征爾指揮のオーケストラ演奏も意識して聞いたこともなかった。ただ、世界にとって大きな損失(というのも違和感があるがそう表現しかできない)であり、残念なことだと思う。
 村上春樹さんからの寄稿が新聞二面を独占している。
  小澤征爾さんを失って
 「僕がいちばん好きな時間は夜明け前の数時間だ」と征爾さんは言っていた。「みんながまだ寝静まっているときに、一人で譜面を読み込むんだ。集中して、他のどんなことにも気を逸らせることなく、ずっと深いところまで」