熊本教育ネットワークユニオン

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私の「折々のことば」⑩

これも、それも、あれも誰かが作っているんだから、自分に作れないことはないと思うんだよ。

 最近、訳があって電気工作に時間を費やすことになっている。なんでも作ってみようと思い、電気や物理は素人であり、専門家からすればめちゃくちゃやっている感じだ。

 アンテナつくりはループアンテナとバーアンテナをつくった。それでもアンテナは奥が深い。導線をグリグルに巻いてつくる「コイル」が奥が深いのかもしれない。

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手づくりループアンテナ

 

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手づくりバーアンテナ

 また高校時代はコンデンサー(コンデンサ)と学んだキャパシタも大きさの少し異なる塩ビパイプ2本の間にアルミホイルとラップを使って作ってみた。きちんと電気をためるようだ。計測済み。

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塩ビパイプとアルミホイルでつくった手作りキャパシタ

 考えてみればそれらの研究が始まったとき、アルミホイルやラップや塩ビパイプはなかった。材料・素材の豊富な今の時代の方が原理に忠実な部品をつくるのにはむしろ有利なのだ。電気の部品は作れないと思い込むのではなく、「原理からするとこれでいけるんじゃ」と考える事が大切だろう。

 冒頭の今日紹介する「言葉」は、友人の松山茂行さん(山鹿市在住)の言葉だ。この言葉で、私は上記のようにモノ作りに挑戦できている。「自分に作れないはずはない」とつぶやき。

 ただ、自分に作れないものは、もちろん、この言葉を発した人に作ってもらっている。

(kob)

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 (上の「きくもんき」「いうもんき」「みるもんき」は私の弟の絵です。一言お知らせいただければ、フリーで使用できます)