熊本教育ネットワークユニオン

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「法華経の行者の祈りのかなわぬ事はあるべからず」

法華経の行者の祈りのかなわぬ事はあるべからず」

 

    今日は檀那寺の「新春大祈祷会」に参詣した。コロナ感染症の影響で、今年は午前・午後の二部制で催された。祈祷会に先立って、本堂の前庭で修法師(祈祷師)が大声で経を唱えながらの寒中水行で心身を清める。

 

水行の声凜凜と初祈祷

 

 例年は五人での水行だったが今年は三人・・・二部制になったから交代で、らしい。

水行が終わると本堂での大祈祷会(読経)が始まる。これもいつもは六人だが今年は四人で行われた。荒行で鍛えられた四人の僧たちの声は、洋楽で言えばバリトンだろうか、木柾(もくしょう)のリズムに合わせて、いつものスピードではなく「ALLEGRO」あるいは「PRESTO」で読経するので堂内は重厚な雰囲気に包まれる。中央の上人(しょうにん)が火打ち石を弾き、音木(?)を鳴らすと祈祷は最高潮に達する。じっと動かなかった大きなろうそくの炎が、読経の圧でふっと動いたようにも見える。

 

 灯明の炎揺らしむ初読経

 

 本尊を向いていた祈祷師たちが向きを変え、檀家たちの為に祈祷を始める。一人一人の頭・肩を経巻で撫で、無病息災を祈る。最後に、ご本尊に個々人の祈願内容を「〇〇〇〇願うところの家内安全」のように祈祷し、大祈祷会は終わる。

 「お年玉とは、仏が門松を通り注連縄をくぐって鏡餅の上に座し、私たちに魂(たま)を授け、一年のいのちを与えることです。南無妙法蓮華経を唱えることによって私たちは仏様と魂のやり取りをするのです」との法話

 最後の福引きでは、初めて「当たり」を獲得、檀家であるお米屋さんが提供した精米1キログラムと「お斎」をいただいて帰った。年の初め・・・出だし好調。

 

 月命日は自宅で読経をして頂くが、この「新春祈祷会」をはじめ「春秋の彼岸会」など年数度の催しがある。祖母・母から引き継いで、日程が空いていれば参加することにしている。宗教を感じるひとときではある。

 

(2023年1月8日)

 

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