私も読んでみました
論評するには荷が重すぎて、普段から世界情勢、国際政治からは少し目をそらしてきました。しかしそういう自分でもこの数年ずっと気になっていることがあります。日韓(韓日)関係です。座礁した船と同様、全く動く気配が見えません。政治的思惑の違いが経済や軍事、スポーツの対立にまで発展しているようです。日本人の、一部の右翼政治家やヘイトスピーチ族の嫌韓発言もさることながら、韓国人の反日意識の方が断然強く、層も厚いように思えます。それは何故なのか。
対立事項は多岐に及びます。日韓慰安婦合意の(一方的)破棄、徴用工裁判の賠償判決、自衛隊哨戒機へのレーダー照射、竹島(独島)の帰属問題、半導体材料の輸出規制に伴う経済摩擦、旭日旗==戦犯旗の大々的キャンペーン。近くは佐渡金山の世界遺産申請に対する反対運動、などなど。こんなすれ違いがなぜ次々に起こってしまうのか。これらに対して自分はどんな見解を持ち、どういった位置に立てばよいのか。もう正視するしかありません。
というわけで、読んでみました。
①『反日種族主義~日韓危機の根源~』(李栄薫編著:文藝春秋社)
②『韓国を蝕む儒教の怨念~反日は永久に終わらない~』(呉善花著:小学館新書)
①は韓国で出版され、かなりの物議を醸した著作の日本語版、②は日本の読者のために書かれた作品です。多くのことを学びました。
(ここまででかなりの文章量となりました。次回も続けますのでお付き合いください
ネットワークユニオンS)