熊本教育ネットワークユニオン

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侏儒の呟き(7) ~炎暑の秋のつぶやき、あれこれ~

侏儒の呟き(7) ~炎暑の秋のつぶやき、あれこれ~

 

○ジャズとコーヒー。クラシックにはウィスキー。プロ野球中継にはビール。ジャイアンツが負けそうであればウィスキーが加わってグラスが進む。そして、宗隆が打てば歓喜は頂点に達する。

 

○太陽が落ちて西山がその影を濃くする頃、さしもの光線もその強烈な切っ先を収めると周りに涼やかな風が漂い始める。すると、漸くにしてわが悟性も目覚め、視覚や聴覚、その他あらゆる五感が活動を始めるのである。 

 

○言い訳に次ぐ言い訳について。国会を開こうとしない、国民に丁寧な説明をしない。これはアベ政権時代から引き継ぐ、実に心地よい手法なのだろう。「国葬」、「(旧)統一教会」という国論を二分するような事案に直面しても、真面目に答えることをしない、専ら自己都合の理由だけを述べる無責任ぶりである。アベ、スガに続く鉄面皮宰相の称号を、キシダにも進呈しよう。

 

○極力「知らなかった」ことにする滑稽さについて。「(旧)統一教会」問題で、自民党の170余名の中の9割もの議員が何らかの関係があったことを認めたという。しかし、いちいち「そういう団体だとは知らなかった」、「認識がなかった」などとコメントする。これが通用するのなら、我々がスピード違反を犯しても、「え、そんな標識がありましたっけ。知りませんでしたよ。」が通用する世の中になる筈である。もはや法治国家ではない。

 

○噛み合わない議論について。野党代表は「国権の最高機関は国会だ。その国会に相談もなく国葬実施を決めるなど、戦後初めて(の暴挙)だ。」と述べた。それに対してキシダは「行政権の範囲内で決定できると判断した。」更にその意義について「わが国は暴力に屈せず民主主義を断固として守り抜くという決意を示す」などと答えたそうだ。キシダは明らかに言葉遣いを過った。次のように言うべきだったのだ。「わが国は一部の政党、すなわちわが党に顕著であった政治的暴力を見直し、アベ政権時代に徹底的に痛めつけられた民主主義を、断固として取り戻す決意です。」と。

 

                                                 (ネットワークユニオン・S)