熊本教育ネットワークユニオン

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ココアは????

 あの厚生御労働省の「ロゴ」何となく統一教会ロゴに似ていて、自民党ロゴに似ていて気味が悪いが、このロゴが目印のCOCOA(ココアと呼ぶ)。軽い気持ちでインストールしたが、とんでもない代物だった。COCOAに国は21年度は約3.9億円、22年度は5.6億円を計上している。初年度からの合計で約13.3億円である。しかし、3割の国民の登録に終わっている。国民からすれば、政府の「情報」」関連政策はとても信用することができないのだろう。

 

 感染した人との接触を知らせてくれる、自分が感染したらせめて接触した人に注意を呼び掛ける。それだけなら協力しようと、家族で話題になりインストールした。軽い気持ちだった。詐欺にあう「ワンクリック」と同じか?

 

 ところが、利用者の一部のCOCOAは、昨年の9月末から4か月余り機能せず、放置されていたという。つまり感染者と接触したのに通知がされていなかった。これはたちが悪い。通知がないと接触してない。少なくとも「国の調べでは」接触してないということを信じてしまう。ところが、接触しているのに知らせがこないという最悪の実態。感染拡大期にである。呆れてしまう。

 

 ついに厚労省COCOAの停止に踏み切る。ところが、COCOAを導入したスマートフォンは、陽性者との接触の可能性を通知するため、定期的に処理を行なっているため、バッテリーの消費や通信料などがかかるという。それで、停止するには、新たにアップデートが必要になるととのこと。そんな「骨折り損のくたびれ儲け」にあうとは、夢にも思わなかった。「一瞬でも国を信用した自分が甘かった」。

 

 さすがに会計監査院がCOCOA厚労省)に改善要求をした。国(厚労省)は指摘に「国は余分な修理費は払っていない。他の指摘については、適切に対応する」とどこ吹く風?

 

 これではマイナンバーなどとんでもない話。あぁ怖い。