熊本教育ネットワークユニオン

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黒ごまと白ごま

黒ごまと白ごま

黒と白:サスペンスか刑事ドラマみたいな色の組み合わせです。職員会議で「黒い石でも、白い石と絶対主張する」という言葉を聞いたことが今は懐かしいものです。

今回は、本当に「黒ごまと白ごま」についてです。

農林水産庁website( https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1610/01.html )によると、ゴマの種類は、種子の外皮の色によって、白・黒・金の大きく3種類に分けられ、約3000種のごまがあるようです。約50%が脂質、約20%がたんぱく質、約20%が炭水化物という栄養素組成はどのごまも変わらないようです。

https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1610/01.html から

『金ごま本舗』のブログに、消費者からの質問・感想が下のように載っています。( https://kingoma.co.jp/mt3/ )

> 近所のスーパーのごま売場について、一つ疑問に思っていることがあります。
金・黒・白ごまが並んでおり、金ごまが最も価格が高いことは納得しています。
ダントツ味がいいですし、貴重なことを教えて頂いたからです。
しかし白・黒ごまを比べると、必ず白ごまの方がグラム当たりの価格が高いのはなぜなのか、
検索してみたのですが分かりません。
白の方が需要が多いのか、生産量が少ないのか…。
白・黒ごまは対等というイメージを持っておりましたので、モヤモヤします。

値段は白ごま>黒ごまらしいようです。

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上は「食品衛生」の食品添加物の殺菌料の表です。殺菌剤と言わないのは、「食品添加物」の話(こと)ですよ、と区別するためです。次亜塩素酸ナトリウムはどうして「ごまへの使用が禁止」されているのでしょう。

勘のいいひとはわかりますね。

黒ごまに次亜塩素酸ナトリウムを使うと白くなり『白ごま』化してしまうからです(白ごまとして高く売れる?)。「食品衛生」の教科書にはありませんでしたが、色々調べる過程で判明しました。

今回は単なる知識のひけらかしでした。おやじギャグの「ゴマカシ」は使いませんでした。

(kob)