文部科学省は2021年1月19日、「令和の日本型学校教育」を担う教師の人材確保・質向上に関する検討本部を設置した。1月19日文部科学大臣記者会見の答弁から
文科大臣 ・・・最後、目指すべき出口は何かと言ったら、私、常に申し上げているように、教師という職業を再び憧れの職業にしっかりとバージョンアップしてですね、志願者を増やしていくということにしたいと思います。そのためには、働き方改革や免許制度や、あるいはせっかく少人数やICT教育が始まるのに、今の教職養成課程では、もう誤解を恐れず申し上げれば、昭和の時代からの教職課程をずっとやっているわけじゃないですか。そうすると、こんなに学校のフェーズが変わるのに、教えている大学のトップの人たちは、まさに昔からの教育論や教育技術のお話をしているわけですから、この辺も含めてちょっと大きく変えていかないと、時代に合った教員養成できないし、また、その目指す教員の皆さんが、何となく今までは大変な職業だというのが少し世の中に染み付いてしまっていますけれど、やっぱり夢のある、やりがいのある仕事なのだということをしっかり理解してもらえるような、そういう教師像っていうものを求めて検討していきたいなと思っています。(文科省HPより。)
※ ???なんだかズレが大きいようだ。ますます大変な職業だと思う若者が増えそうな状況。「教師が憧れの職業」と思えるためには、人を増やし、自由を与え、パノプティコン的状況をなくし、校門の前で立ち止まっている民主主義を入れる事こそ重要だと思う。「人事(異動)で管理(アメとムチ)」を無くして安心して働けることも大切かと。
文科省の該当ページは➡ https://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/mext_00129.html