県立M高校は、制服を変更した。詳細については記憶が薄れているが、学校に新制服と旧制服が混在した時がある。
全員が新制服を着ることを職員会議で提案があったとき、Nさんは「旧制服も制服ですから、着用を認めたらどうですか？」と発言した。
CCCマーケティングカンパニーという会社がある。データーを扱う会社のようだ。この会社が「選べる制服」の導入についてアンケート調査したところ、高校生の約9割が「導入したほうが良い」と回答していることがわかった（2021年6月15日発表）。すでに「選べる制服」を導入している学校は4割弱もあった。
CCC社によると、自分の学校に「選べる制服」の導入に、賛成は高校生89.5％、保護者83.0％、教員86.0％。既導入校は、高校生38.6％、保護者21.5％、教員36.0％（個人に聞いているデータ）で4割弱の人が「選べる制服」の導入を回答している。
制服をチョイスするという発想は古い体質の高校ではなかなか出てこないだろうが、多様性の中で考えてみるべきことだろう。意外なメリットがあるかもしれない。
