熊本教育ネットワークユニオンはこのような組合です
この集会を高教組とともに主催する熊本教育ネットワークユニオンを紹介します。
わたしたちの組合は、21世紀の最初の年2001年に3名で結成されました。その5年前に熊本県内の教育産業の労働組合組織「熊本教育ユニオン」がつくられていましたので、その仲間として迎え入れられました。
熊本教育ユニオンは熊本高教組、県立学校現業労組、団体費雇用職員組合、ルーテル学院大学教職員会、尚絅学園教職員会、水前寺共済会館グレーシアユニオンそして私たちの7つの組合が加盟する産業別の組合です。
わたしたちの組合、熊本教育ネットワークユニオンは県内の教育関連事業所で働く人はどなたでも加入できる組合として発足しました。そして県立学校非常勤講師は2010年までは地方公務員法適用除外職種であり熊本教育ネットワークユニオンに加入していました。地方公務員法適用除外職種であるがため公務員が制限を受けている労働3権を有しており、団体交渉を行い、労働協約を締結できる職種でした。2006年から熊本教育ネットワークユニオンは県・県教育委員会と粘り強く団体交渉を積み重ね(その過程では労働委員会への申し立てなどを行いながら)、「ただ働きはさせない」という両者の合意で、労働協約を取り交わし「校長の職務命令による業務」という整理で、採点・問題作成等々に報酬を支払わせることを実現させました。組合がない、したがってこのような要求も交渉もない他県ではこのようなことはとうてい実現できません。
定期大会・学習会を年に1回開くことはもちろんですが、非常勤職員等交流集会をほぼ毎年開き、県立学校の会計年度任用職員の待遇改善を図るため、職場の現状を出しあい、交流・学習等を行っています。相談業務も24時間休みなく受け付けています。
あなたの困りごと・悩みに対し、いつでも・どこからでも相談をお受けします。もちろんできないこともありますが、可能な限り解決に努力します。熊本教育ユニオンを通して「連合」(日本労働組合総連合)に加盟していますので事案によっては対応する別の組合に相談することもできます。
高教組の県教研はじめ高教組の諸行事にも参加できます。あなた自身が当ユニオンに様々な提案をすることもできます。
何よりも、現状の不合理を解決する仲間となることを望んでいます。