熊本教育ネットワークユニオン

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「交響的前奏曲」から「Queen」まで

 「交響的前奏曲」から「Queen」まで

昨夜、心に余裕が出来たのか久しぶりにYouTubeを視聴した。まず、マンドリンオーケストラによる「交響的前奏曲」(ボッタキアーリ作曲)から入った。だいたい小澤征爾さんか、マンドリンやギターか、あるいは辻井伸行さんの「ラカンパネラ」やソプラノの森麻季さん、バイオリンのチャルダッシュ・・・ごくたまには具志堅用高井上尚弥の「全KOシーン」から入ることもある。

いくつかの「交響的前奏曲」の中から、一番自分に合った現田茂夫指揮ジュネスマンドリンオーケストラを選ぶ。終曲すると、同オーケストラの「華燭の祭典」へ。さらに、久しぶりにモンティーのバイオリン難曲「チャルダッシュ」(複数のチャルダッシュ演奏、マンドリンマリンバによるものも)を聴くと、パガニーニが聴きたくなる。随分前に観た映画「愛と狂気バイオリニスト・パガニーニ」の一場面が映し出され「Caprice(奇想曲)24」が、軽やかにそして妖艶にあるいは激しく、そして、これ以上のテクニックはないというテクニックを見せつけて演奏される。ついでに「現代のパガニーニ」と言われるデビッドギャレットの「Caprice24」も視聴する。

PC画面の右側にはたくさんのYouTube「見出し画面」が並ぶ。先般のパリオリンピックセリーヌ・ディオンが歌って久しぶりに脚光を浴びた「愛の讃歌」がある。画面は越路吹雪さんだ。越路さんのすぐ下に紹介してあるのは、演劇「エディット・ピアフ」で主演した大竹しのぶさんがオーケストラをバックに熱唱する「愛の賛歌」。司会の佐渡裕さんが涙を流して聴いている。続いて美輪明宏さんの「愛の讃歌」。この歌声は別格。三輪さんの熱唱は当然のように「ヨイトマケの唄」につながる。画面は数年前の「紅白歌合戦」のもので、視聴する度に涙が出る。すぐ下のYouTube徹子の部屋」で「キョイトマケの唄 誕生秘話」を聞く。なるほど。

時計を見上げるともうそろそろ「おやすみ」の時間。今日の最後は久しぶりに「Queen」にしよう。20世紀最大のチャリティーコンサート「Live Aid」から、約21分間の演奏は神がかりで、7万を超える観客がうねっている。

ドイツの心理学者シュプランガーは六つの価値観の類型を示した。高校の授業で学習したように記憶しているが、いわゆる権力志向型、経済志向型、社会志向型、審美志向型、理論志向型、宗教志向型の六つだ。YouTubeの音楽に集中する自分は「審美志向型(Aesthetic appreciation intention type)」かなあと、改めて六つの志向型を思い出したのだった(他の五つの志向型はいずれも自分にしっくりこない)。うん、あの人は理論志向型だとか言う人が周囲にいる。友人に「権力志向型」は見つからないようだ。

いい音楽をたくさん聴いた昨夜は、安眠できそうだと思った。

(Trout 2024.8.20)