脳の進化は社会環境への適応によって促されたという考えを「マキャベリィ的知性仮説」ということを、心理学で学んだ。
それと関係い深いものが、ダンバーの提唱した「ダンバー数」である。このダンバー数は、霊長類の脳の大きさと、群れの大きさとの間に相関関係を見出すことから求められ、人間の脳の大きさからダンバー数は150人とした。
150名程度であれば人は社会環境へうまく適応できる。
ところが現在を見てみよう。一人から数人の人が国や世界を動かそうとしている。現代の人類は能力以上のことをしている。そう考えると、ほんと!昨今の日本を含む世界の「指導者」達の無能さ、場違い、センスの無さ、が納得がいく。困ったものだ。