熊本教育ネットワークユニオン

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令和2年度 文部科学白書

 文部科学省は、令和2年度 文部科学白書を公表している。

NHKの報道では次の事項を報道している。

1)2020年代の学校教育にはICTの活用が必要不可欠だとした、中央教育審議会の答申を踏まえ、オンライン学習のさらなる充実化に取り組むとともに、指導する側の教員の指導力の向上も図る。

2)児童や生徒が理解度に応じて、難易度が異なるテストを受けられるオンラインの学習システムを、希望する全国の学校で活用するなどとしている。

3)小中学校で1人1台のタブレット端末の配備が進んだことを受けて教員の指導力も向上させる必要があるとして、オンラインの研修プログラムを作成する。

4)教員志望の学生を育成する必要性も指摘し、大学や短大の教職課程に、タブレット端末を使った効果的な指導方法や、デジタル教材の作り方などを学べる科目の新設を行う。

日本教育新聞では次の事項を報道している。

1)特集部分では新型コロナウイルスへの対応をまとめておる。臨時休業となった学校について、「人と安全・安心につながることができる居場所・セーフティネットとして身体的、精神的な健康を保障するという福祉的な役割をも担っていることが再認識された」と。

2)分野別の年次報告では、①小学校の35人学級化について、「個々の子供が抱える課題への丁寧な対応や、家庭とのより緊密な連携など、生徒指導面の充実や保護者との連携強化等につながる」と意義を解説。②中学校の少人数学級化に向けては、「小学校での取組状況をしっかり検証した上で、中学校を含む学校における望ましい指導体制の在り方の検討を進める」としている。

 ▶皆さん、時間のない中ではあるが、

https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpab202001/1420041_00009.htm

に目を通すことをお勧めする。

 人権を尊重し多様性を認め合う教育、SDGsについての取組の言及はあるのだろうか。

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