熊本教育ネットワークユニオン

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年の初めの

年の初めの

 「あらたまの・・・」と年の初めの楽しい歌会といきたいところだが、新型コロナ感染症は「株」をオミクロンに「鞍替え」して六度目の猛威を振るい始めた。米軍基地という「ほころび」をそのままにした感染防止策はおおいに疑問だ。▲昨年末の「世界不平等研究所」の発表によると、世界上位1%の超富裕層の資産が世界全体の個人資産の37.8%を占めたことがわかった。米国では同じく60%にものぼるという。逆に下位50%の資産は世界・米国ともに、わずか2%だと発表された。日本では上位1%の資産が24.5%、下位50%の資産が5.8%だという。富の偏在は限りなく進んでいる。と同時に貧富の連鎖の実態も明らかになっている。▲我が家では、年の初め4日夜中に柴犬「小太郎」が「てんかん」症状を起こし大変だった。先代の柴犬「太郎」は12歳で亡くなるまで、また菊池の田舎から連れてきた「チビ」も20歳の天寿を全うするまで、このようなことはなかったので、皆でオロオロ心配した。▲繰り返すようならば毎日の投薬が必要になるが、はじめての症状だから様子を見て考えましょうという動物病院の診断。その後、家人全員、今まで以上に優しくかまっているが、本人(本犬)は何食わぬ顔で生活している。▲さて、今年は参議院議員選挙。昨年に引き続く国政選挙だが、国会の議席数は風雲急を告げている。▲《何となく、/今年はよい事あるごとし。/元日の朝、晴れて風なし。》《何となく明日はよき事あるごとく/思う心を/叱りて眠る。》いずれも石川啄木明治44年一月。

(熊本教育ネットワークユニオン トラウト)