熊本教育ネットワークユニオン

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気がかりなこと

気がかりなこと

 

 前回、台風11号のことを書いたら、今度は14号。続けて台風の脅威に見舞われるとは思いもしなかった。急速に発達して中心気圧は910ヘクトパスカル最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで新幹線並み、大型で猛烈な勢力。今までに経験のないような暴風雨。九州直撃そして列島縦断。次々に出される情報に刻々と不安は募る。被害がどうなるのか、とても気がかりである。

 

 実は、もう一つ気がかりなことがあった。初めの3連休最後の19日に温泉宿に宿泊予約をしていた。昨年12月に「勘で選んだら」の表題で投稿したところである。県民割の「くまもと再発見の旅」が一応9月末までということで予約した。ほかの温泉宿にも泊まったが、部屋に温泉が付いていて食事内容も良いのでもう一度行こうということになった。

 HPを見ると、9月中は予約で埋まっていたが、丁度この日が空いていた。そして、HPからオンライン予約すると宿独自のクーポンで割引とある。電話もして確認したが、県民割りと会わせるとかなりの割引になる。住所・名前・電話番号・メールアドレスなどを入力していった。事前に聞いていたように県民割利用希望と備考欄に入力した。ところが、予約確認のメールが届かない。3時間経ってもメールが届かないときは電話をするようにとあったので、かけたら手続きはできていた。多分、入力したスマホのメールアドレスが間違っていたのだろう。

 

 14号の進路がハッキリしないまま、キャンセル料が発生する5日前に宿より確認の電話があった。この時点では、進路の予報円がかなり大きかったので予約はそのままにした。日が経つにつれて予報円は小さくなり九州に重なる。キャンセルしようかどうしようかと迷った。キャセル料は変わらないので、やきもきしながら前日まで待つことにした。

 18日になり、状況からしてキャンセルしかない。当日は100%なので、割引無しの正規料金の50%を支払う覚悟を決めた。午後には連絡しようということになったが、正午過ぎに宿から電話があった。キャンセル料無しで良いとのことで、渡りに船とすぐにキャンセルした。自分から連絡したら、キャンセル料は発生していたのだろうか。モヤモヤしていたものが無くなり、ホッとした。最後に「こんな時に泊まられる方はおられるのですか」と聞いた。すると、「遠くから来られた方は、泊まるところがないと言われるので泊まられます」と。やはり台風接近でも計画した旅行を強行される方はおられるのだ。

 

 17日くらいから、近所で窓に板を取り付ける電動ドライバーの音がする。早々と雨戸やシャッターを閉めている家もある。窓の内側から養生テープや段ボールでガラス飛散対策をしている家も。中には、ビニルで覆った段ボールを窓の外側に取り付けている家もあった。それぞれに台風に向けて対策をしている。遅ればせながら我家も雨戸を閉めて、2階の東と北の窓に養生テープを貼った。

 これまでの台風接近時は、学校の準備室の机周辺は雨風が吹き込んでも被害が少ないように片付けていた。今回は授業日が接近4日前であまり切迫感がなく、そのままにしていた。ガラス窓が吹き破れたら、どうなるだろうかと心配していた。

 

 18日夕方、930ヘクトパスカルで鹿児島に上陸。熊本市付近に向かっている。暴風域に入っているが思ったより東の風が強くない。ついつい眠ってしまった。目が覚めたのは19日午前2時頃。南の風に変わっていたが、強烈ではない。しばらくしてから寝てしまい、朝になった。台風は福岡付近だった。

 台風の位置や九州の地形などの関係で宮﨑などは豪雨被害があったが、熊本は直撃の割には被害が少なかったようだ。我家も無事であったが、落ち葉の量は普段の倍以上でだった。午後になると強風も落ち着いてきた。キャンセルした宿から、「今からでも宿泊できますよ」と連絡が来ないかなあなんて・・・・。私も妻も考えていたことがわかった。客が減ったことで従業員の方も休まれて自宅の対策や後始末などをされているはずである。そんな虫が良すぎることを期待したことがちょっと恥ずかしかった

 

 また、日記のようなものになってしまった。少しは気の利いたことを書いてみたいが、その素地もない。平々凡々の生活なので、こんなマンネリもそのうち行き詰まってしまいそうだ。

 

(熊本教育ネットワークユニオン true myself)