熊本教育ネットワークユニオン

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勘で選んだら

勘で選んだら

 

 12月上旬、妻が「くまもと再発見の旅」を使って県内の宿に行こうと言い出した。期末テストの採点・返却は終わっていたが、後の処理などが少し気になっていた。熊本の感染者はゼロが続いていたが、オミクロン株の出現が報道されていた。

 授業空き日の2日前に、新聞や週1回の生活情報紙に広告を出している宿に妻が電話したら、空きがないとのこと。諦めたかなと思ったが、インターネットで見てみようということになった。県のHPから入って、先ほどの宿と同じ南阿蘇の対象施設一覧から妻が勘で1つ選んだ。

 その宿のHPを見たら、3宿泊棟でそれぞれに値段が違っていた。電話したら、一番高いものは空きがなかった。そこで、割引もあるので真ん中のものを予約した。

 コロナ禍でも感染者が少なくなったときに宿泊割引とクーポン付きの観光支援事業が数回あったと思う。それを利用して、この2年弱の間に広告を出している県内の温泉旅館などに何回か泊まった。割引の利用と感染対策を考えて、部屋食あるいは温泉付きの部屋のものを選んだ。

 今回、宿泊料金割引申請書兼宣言書を記入して持参するように求められた。ダウンロードして印刷、必要事項を記入し宣誓書の6項目にチェックを入れた。

 15時過ぎには宿に着いた。受付で体温測定、アルコール消毒をして書類を出してチェックインをした。そこには、熊本地震の時に柱が傾いたりなどした被害状況の写真が掲示されていた。

 部屋は新しくはないが、まあまあの広さであった。夕食時間になって、食事処に行った。すぐそばにある調理場が見えている。間隔を取って10くらい座卓が配置してある。予約時に焼き肉も選べたが、懐石にしていた。海から離れているのに刺身が新鮮、天ぷらも揚げたて、自家製米のコシヒカリの炊き込みご飯など、どれも美味い。

 部屋にある半露天の温泉掛け流しの風呂は泉質の肌触りが良かった。夕食後もらった夜食のおにぎりは冷えているのにおいしい。

 朝食の時、ご飯の弾力と味にビックリした 品種、水、それとも炊き方の違いだろうか。私も妻も2杯食べてしまった。食後のコーヒーまでなんだかおいしかった。

 食後、もう1回温泉に入って宿を出た。久々に阿蘇南登山道から草千里に寄って、昼過ぎには帰宅した。

 

 広告にあった宿は、特に食事は値段の割に今一歩の感じのところが多かった。妻の勘が今回は当たった。コロナ禍での割引があるから普段より値が張る宿を選べた。情報誌やインターネットの口コミだけでは分からない。

 オミクロン株による感染再拡大が予想されている。次に温泉に泊まりがけで行けるのはいつになるだろうか。

 

(熊本教育ネットワークユニオン true myself)