熊本教育ネットワークユニオン

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初めてオンライン授業をしました

初めてオンライン授業をしました

 私の勤務校も分散登校の対象になった。8月下旬、教科主任から電話があり、オンライン授業の研修に非常勤講師も参加して欲しいとのことだった。

 非常勤を含めて全教員がタブレットを持参して、研修が2時間ほどあった。1学期に同じ科目の先生に担当クラスのGoogle classroomに生徒の名前やアドレスなどのデータは登録してもらっていた。詳しくは説明できないが、若手の先生に助けてもらいながら各授業のclassroomからGoogle Meetにリンクを作った。そこから、授業の配信方法などの説明があった。そして、2班に分かれて教室で実際にタブレットの実地練習をした。

 勤務校では1・2年生はタブレット配付済みで、授業時に使用している教科もあったようだ。私は確か2月頃タブレットを受け取ったが、最初インターネットにつないだくらいで、ほとんど置いたままになっていた。6月にタブレットについてのweb研修を学校と自宅で4時間ほど受けたが、私が授業で使うという実感はあまり湧かなかった。

 すでに多くの常勤の先生方は授業でPCやプロジェクターなどのICT機器使っておられた。コロナ禍の昨年からはインターネットを使って生徒への連絡などや、ズームを使っての出張や会議を経験されていた。私は授業プリントはずっと作っていたが、昨年までほとんど板書のみの授業をしていた。今年から教室のプロジェクターを使い始めた程度である。

 9月1日(水)は奇数番号と偶数番号の生徒が午前と午後に分かれて登校した。クラスでタブレット操作、特にオンラインでの出欠の取り方などを確認していたようだった。翌日から分散登校が始まるので、授業プリント2枚をクラスで配付してもらった。

 9月2日(木)は奇数番号の生徒が登校して、偶数番号の生徒はオンラインで自宅での授業が始まった。授業するクラス・教科のclassroomにあるMeetのリンクを教員が先に立ち上げないと、ホストになれず授業を主導できないと聞いていた。

 生徒参加の時間は決められていたが、早めに立ち上げて待っていた。すると、半数の生徒が次々に画面に入ってきた。名前を呼んだら、ほとんどの生徒がすぐに返事したが、あとで返事を求め直すこともあった。事前の生徒自宅のWi-Fi環境の調査をもとに未設置の場合は授業用のポケットWi-Fiを生徒に貸与していたこともあり、一応オンラインの生徒全員とつながった。多くの顔と名前がタブレットの小さな画面に並ぶので、誰が返事したかはあまり分からない。あとで、大学の講義での「代返」を思い出してしまった。

 最近ようやくスマホを手にしたばかりの私が複雑なことはできないので、ライブ中継のみでいこうと思っていた。しかし、授業前になると何か妙な緊張感がある。PDFにした授業プリントを教室に備え付けのPCとプロジェクターで映し出して授業を進めた。タッチペンが使って線や字をスクリーンに書きながら、目の前にいる生徒とオンラインで自宅にいる生徒に話した。下から写して台形になったスクリーンの画像がハッキリ届いているか不安になった。「見えてるかい」と言うと、何人かの生徒がうなずいてくれた。最初の授業はほとんど一方向だったが、次の授業はオンラインの生徒にも少し答えてもらった。この歳になって初体験で勝手の違うオンライン授業は、さすがにくたびれる。

(熊本教育ネットワークユニオン true myself)