熊本教育ネットワークユニオン

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花粉症はつらいよ

花粉症はつらいよ

   

    現在、私は花粉症真っ盛りである。鼻水、鼻づまり、目のかゆみはもちろん、顔の皮膚が突っ張って腫れぼったいような感じや耳の穴のかゆみも時々ある。いびきをかいて寝るせいもあるが、朝起きた時に喉の奥や口蓋垂あたりにヒリヒリするような痛みがする日もある。くしゃみを何回も立て続けにすることも、鼻水が喉に入るためか声がかすれることや、たまに咳がでることもある。いろいろな症状が、激しかったり弱かったりの日々である。

 耳鼻科でもらった薬を朝食後と夕食後の2錠飲み、目薬を時々さしている。効果があまり無いようだったので、点鼻薬は使わなくなった。

 

 いつ発症したかは、よく覚えていない。高校入試の採点の時に鼻水が止まらなかったのは、どの高校だっただろうか。発症をはっきりと意識したのは30年以上前の小国である。小国杉でも有名だが、周りは山林だらけである。地元の方が小国の杉は花粉が少ない品種だとは言われたが、家族3人ともしっかりと症状が出た。地元に耳鼻科がなかったので、妻と子どもは日田(大分県)の耳鼻科病院に行った。

 私は、宇土と熊本にある3つの耳鼻科病院病院に通ったことがある。以前は、自宅近くには耳鼻科病院は1つくらいしかなかった、そのうちに2つほど開院した。そのなかの最も古くからある病院は近年閉院したが、跡地にマンションが建築中である。患者が少なくなったからなのか、後継者がいないからなのかは分からない。今、通っている病院ではコロナのワクチン接種5回のうちの4回を受けた。

 

 コロナ禍の今、以前は全くしなかったマスクをずっと付けている。それでも、花粉症は相変わらず襲ってくる。マスクでは、外部から入ってくるものを防ぐのはなかなか難しいようだ。コロナでも、マスクは他にうつさないためにしていると思っている。

 学校で授業をしているときは、少し気を張っているせいかあまり意識はしない。授業の空き時間や家に、鼻をかんだり、目をこすったりしている。特に、寝る段になると、鼻づまりが気になる。夜中に鼻汁がとか、喉の奥がおかしくなりはしないだろうとか思ってしまう。実際、鼻水が出て夜中に起きることがある。

 

 花粉症などのアレルギーが増えた一因に、日本が清潔になったからだと聞いたことがある。子どもの頃、家のトイレは水洗ではなかった。畳の部屋がほとんでダニなどもいたろうし。猫や犬にはノミもいた。畳の縁にDDTBHCの粉をまいた記憶がある。寄生虫検査もあった。全般的に栄養状態が悪かったせいもあるだろうが、青ばなを垂らした子もいた。木造校舎の高校や大学のときの下宿も水洗ではなかった。その当時もあったかもしれないが、花粉症なんて聞いたことがなかった。

 

 今の中学生が、進学先の高校を決める条件にトイレの綺麗さもあると聞いた。だいたい私学の方が公立より綺麗という評判のようだ。学校説明会や体験入学などに行った際に、見ているのだろう。私学の方が、設備や清掃に重点的にお金をかけているのだろうか。公立は、普段生徒がトイレ掃除をしている。教員が細かく指示しないと、清掃が行き届かない所もあるだろう。卒業した大学に久しぶりに行った時、トイレが改修されて驚くほど変わっていた。掃除も行き届いているのは、業者が清掃しているからだろうか。

 

 以前は、学校のトイレは和式だけだったが、洋式の設置されるようになった。我が家も洋式だが、もちろん和式でも大丈夫である。15年以上前に担任した男子生徒は、和式は絶対使えない。どうしてもというときは、学校は和式だからコンビニに行きたいと言っていた。中には、家以外の洋式トイレの便座に座るのが嫌だという人もいるだろう。

 3月11日、東日本大震災から12年になる。映像を通して信じられないような光景を見たが、どこか他人事だった。熊本地震からもうすぐ7年。車中泊、炊き出し・・・・、いつでも誰でも被災者になることを実感した。電気は程なく復旧したが、水道がなかなか出なかった。風呂に入れないのはある程度我慢できるが、水洗トイレが使えないのが一番困った。


 話を戻すが、花粉症はスギが終わってもヒノキ、カモガヤ(イネ科)などとも反応しているようだ。多分、今年も梅雨頃までは続くのだろう。効果的な治療法が開発されることを願う。早くこのつらい期間から解放されたい。

 

(熊本教育ネットワークユニオン true myself)