防衛費増額してほしくない
戦争と平和展を、やまが、うえき九条の会は例年ひらいている。
会場にこられた方が会場係当番の私に語ってくださった。
「『戦争終わったんだって』といったら、『そんなこと言うと非国民と言われるぞ』とおじさんにどなられた。こんな田舎でもでした。」と。
今でいえば、統一協会の総裁をただのおばさんといえば、怒鳴りつけられるほど、全国民は統一協会一色であるということか?
国民どおしも監視し監視され、事実を言うことはできなかった。
植木の会場には、戦地からの便りが展示。会員の方のお父さんからお母さんさんあて。その手紙の子息が提供、そして語られる。
その手紙には、南京で虐殺したことが記されており、熊本の第六師団も関わっていることが、記されていた。「この(手紙を書いた)父は村長と助役が决めた召集の名前を書いてその家に届ける役を役場で担っていた。そして、自らも戦地にいくことにした。結局戦死した」とのことであった。「戦争は殺し合いでしかなく、起こさせてはならない」と言われる。
人が戦争に加担したこの事実にふれることは、戦争はしたらいけない、という認識が明らかになると思った。戦争はいけないと言う人が多いだろうと思うが、防衛費増額に反対の声はどれほどなのか。防衛費と言えつまりは人を殺す武器を買う金である。戦車、戦闘機、空母、銃、ミサイルそれらは、人を殺すもの。なのに、増額はなされるようである。反対の声をメディアが伝えないためなのか、国民は知らないのか。
A.M