熊本教育ネットワークユニオン

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二胡の発表会での演奏で「ひまわり」を練習している

 

 二胡の発表会での演奏で「ひまわり」を練習している。

    映画「ひまわり」ヘンリーマンシーニの作曲である。
映画は戦争に行って帰ってこない夫を探しに行く妻の、哀しくも美しい物語である。探しに行った途中でのひまわり畑が、とりわけ心に残る。

    その哀しさと美しさを表現できるほどの技量はないとわかってはいるが、やりたい気持ちのまま練習する。  難しさの一番は、音の確定である。例えばピアノやギターは、押さえると、ドの音は出る。しかし二胡は押さえる位置により音が変わる。ドの正確な位置を押さえないと、ドの音は出ない。ドの位置からずれるとドの音からずれた音になる。どの位置か目印はなく、検討で、指先を弦に置く。出た音が正確にドの音かを確認するのは、チューニングメーターである。針が、Cの真ん中に止まった時で確認する。
 
    開放弦という弦を押さえない時弾く音(D、レ)と、その次の音(E、ミ)で押さえる位置は約4センチほど離れる。DE全音間隔。次F,ファは半音で(全音の半分)2 センチ離れる。次のGは3.9センチと間隔は短くなっていく。ギターのフレット間隔が短くなるのと同じ。( 音は張度平方根に比例する。)
  
    この4センチ2センチ3.9センチ間隔を指先でとっていくのであるから、難しい。ずぼらな人には無理な楽器であろう。いや、でもずぼらな人には修業とも、言えるかもしれない。しかもドレミソラシの間隔は全音、ミフアシドの間隔は半音。さらに、開放弦を本来のDとして演奏するのはC調であり、このDをFファとみたてて、演奏するF調もあればG調もあり、変幻自在である。
 もちろん少し音がずれても、その曲らしいとはわかる。が、正確に音を確認できる人には心地よくはならないと思う。蛇足だが、絶対音感を獲得しやすいのは2歳から6歳くらいまでらしい。今でもできないことはないようだ。
  
   模範演奏は数十回聞き、練習も続けているが、最後のドシラと下がっていく、最後のラAの音が、チューニングメーターで確認すると、高く感じられて困惑している。もう少し音を低く、AよりG#がいいように聞こえてしまう。この間隔はなんだと思いながら、練習は修業のごとく続く。

       (熊本教育ネットワークユニオン M)

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