熊本教育ネットワークユニオン

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冬の散歩あれこれ

冬の散歩あれこれ

 

 夕食後、散歩に連れ出される。冬なので、すぐに暗くなる。以前よりマスクをはずすようになった。街灯もすでに点灯している。帰宅していないところもあるのか、家の明かりがついていないところもある。料理の臭いが漂ったり、風呂に入っている音がすることも。

 

 散歩コースは歩道のない狭い道がほとんどだ。抜け道にもなっているようで、車もよく通る。前から来る車の中にはライトが上向きになっていることも。眩しいので、手をかざすことがある。

 対向車があるときや先行車の後ろの時は、ライトは下向きにするのが常識である。ライトは前方が見えるよう上向きで走行するのが基本だとしてある。自動車の側からすると、歩行者を確認しやすいだろう。歩行者の側からすると、目がくらんで危ないことにもなりかねない。スピードを落として、下向きにして欲しい。

 方向指示器を出さずに突如右左折する車もある。歩行者が通るのを指示器も出さずに待っているようだが、どう動きたいのか分からないような車も。歩行者の側が、まごつくこともある。

 

 自転車の右側通行も、年齢にかかわらず多い。左側通行の自転車と擦れ違うとき、ぶつかりそうになったり、大きく進路がふくらんだりして狭い道では特に危ない。ハブ発電機の自動点灯LEDライトが増えたので、無灯火は少なくなった。しかし、暗い中をライトをつけていない自転車は相変わらずいる。スポーツタイプに多いようだ。

 

 空き家がよくある。中には、かなり劣化しているものも。アパートには、空き室が目立つところもある。カーテンがなかったり、洗濯機がなかったり、ドアに電気契約の書類が掛けてあるところもある。一部屋しか入居していないように見えるところも。古いところに多いようだ。帰宅がまだなのかもしれないが、暗くなっても明かりがついていない部屋が多い。アパートの新築現場もある。家賃は高くなっても、新しい方が人気があるのだろう。

 いつの間にか家が解体され、空き地になっている。しばらくすると、土地を2・3分割してに建て売り住宅が新築されたりする。長期ローンを組んで購入されるのだろうか。

 

 ふと、北極星を探してみた。子どもの頃、北斗七星とともによく見えていた。天の川みたいなものが、薄ぼんやりと見えたようにも思う。月が出ているときは空が明るいので仕方ないと思うが、いつも北極星は見えない。北には市の中心部あるので、空がなんだか薄明るい。星はいくつか見えるが、名称は分からない。時々見えるオリオン座だけは分かる。西の空低く見えるのは宵の明星だろうか。

 随分昔、地学の先生に「あれが金星、宵の明星だよ」と教えてもらい、勤務校の4階から夕空をながめた。その日に子どもが生まれたので、名前に「明」の字を入れた。

 

 時折、西から東へ飛行機が行く。熊本空港に着陸するのだろう。点滅するライトとエンジン音。機種も航空会社も分からない。プロペラのような音が混じっているのは、天草エアラインだろうか。

 路線バスが通る道を横切ることもある。バスの室内灯がついているので、車内がよく見える。乗客が2・3人の場合がほとんどである。退勤や下校の時間は少し過ぎているかもしれないが、ついバス会社は大丈夫だろうかと思ってしまう。

 

 今、新評価に追われている。どうにか乗り切るしかない。授業日だけでは処理しきれないので、空き日にも出校している。昨年まではあまりなかった。年寄りの非常勤には辛い。学校や個人によっても違うだろうが、非常勤講師の負担は格段に増していると思う。教員不足が取り沙汰されている今、非常勤講師の確保はより難しくなるだろう。

 学校には、非常勤講師だけでなく非正規職員がかなりいる。どうしても必要と言うならば、非正規職員の働きやすい職場環境や福利厚生なども含めて待遇改善をするのは当然である。

 

(熊本教育ネットワークユニオン true myself)