試験からその国が見える？
仕事場に向けて運転していると、電話。車を道に寄せ電話とると、「もしもし上のです」誰？「1ねんの上のです。わからないところがあるので教えてもらいたくて」あーそういえば、わからない問題あれば電話して、と番号を板書していた。電話ないので、誰も番号書くこともしてなかったのかと思っていた。が、「わからない」と電話がきたのだ。だが、今日の3限目が、テスト。おいおい遅すぎるだろう、と思いつつも、「では今から学校にいくけん。」「あーすみません。お願いします」。
学校に着くと職員室で、担任の先生が「○○が先生に電話したでしょう」「えーなんで知ってるんですか」「ホームルームが終わってから電話してるのを、聞きました」
1限の試験が終わり教室にいく。「先生すみません。前の日に電話で聞こうと思ったけど、やはり会ったほうがわかりやすいと思いました」とは言え当日。しかも休み時間はせいぜい合わせて20分。もう説明なんて時間はない。「あーこの問題なら、答えは、これだけん丸暗記」と。教えるという本来の業務は抜きにして、お助けマンになる。
ところが別の学生が、「先生時間なかったので、試験の時間30分遅らしてください。」んー、それはできないな。「先生こいつが邪魔をします」確かにとなりの学生が体をつついたりしている。この三人、①普通黒髪 ②金髪主！体に黒髪が追い上げ ③耳まで刈り上げその上は後ろで結び、は仲がよすぎて二人はじゃれあい、一人は寝て、なんか小学生のようである。むろん高校は卒業している。一人はアルバイト疲れでよく寝る。あと一人は彼らと離れ静かにノートを黙ってとる。
ここの専門学校に就職？(非常勤講師)が決まり授業時間は、90分と聞いた。えー、その時間はこれまでの2限分ではないかと、心配した。いき抜きが必要と、数秒間用意した。
一番早いのは光、秒速なんメートルか。299792458m。にくくなく二人よればいつでもハッピー！。
6の約数はなにがある。1、2、3、6。6は除いて1+2+3＝6 となる。なので6をなに数という？。パーフェクトだ。完璧数ではないよ。
220の約数を全部たしたら284になる。284の約数を全部足したら220。では220と284のことをなに数というか。こんな関係はよくないか？
なんとか、90分になれた。がしかし、一等よいのは、評価が試験だけ。高校の先生がたが心を壊されるかのごとき、観点別評価？や、ICTなるものはない。また、服装がどうの、髪の毛がどうのと見掛け矯正？なるものもない。純然と、学問を授けるのみである。
完全
事実を述べる。事実を確認する。それだけになれば、先生も5時には帰ることができるだろうし、心を病むこともないのではないかと思う。多分フィンランドは出来ている。4時には先生も家に帰ってるらしい。だが、国際学力比較調査(PISA)では常に上位、世界一位の時も。34歳の女性サンナ、マリンさんが首相であり、閣僚19人のうち12人が女性であるという。ムーミンの国だった。(「フイリィフヨンカやっててよかった」なんて素敵すぎる)
すてきなところはいっぱいあるのだろなと、思いながら、まあ、自分も今はいいなと思い学校から帰る。
ちなみに電話してきた生徒の解答に一つも間違いはなかった。完全数ではないけど。
