熊本教育ネットワークユニオン

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自己肯定感をたかめ、学習する楽しさになるように学校を変えていく

自己肯定感をたかめ、学習する楽しさになるように学校を変えていく

  通知表はあってしかるべきものと思っていたが、思いこみのようであった。
神奈川県茅ヶ崎市立香川小学校では、通知表を廃止したという。学校は児童にとって楽しいものにしたい。國分という校長はそう思っていた。指導要領がかわるに際して香川小学校では職員で論議が続いた。そのひとつの結論として通知表を廃止した。

    「私たちは、子どもたちにとっての学習が、評価のため、通知表のためではなく、自己肯定感をたかめ、学習する楽しさを知り、自分のための学習になるように、教室や学校を変えていこうと取り組んでいきます。通知表をなくしたことは一つの手段です。」と國分校長の判断として廃止がなされたという。
 

    ただ、教員はさらに児童を見つめ、やることは増えている。それでも、生き生きと、さらに元気になってると。時間増えても、学ぶことの喜びにつつまれてるのだと思える。

    私が高校三年生の時の担任は成績の順番を出さなかった。自分は忘れていて、そうだったのかと、クラス会の時驚いた。その高校三年生の夏休みに担任はクラスを引き連れて海に遊びスイカわりをしたのだった。素敵な担任であった。ともあれ、成績順番も通知表もあたりまえと思い込んでいた。
  
    通知表は校長判断でなくすこともできると、初めて知ったが、すでに長野県で廃止した学校があったというのも、今回知った。知らないやつであったとまた、明らかになった。学習することは楽しい。(あつし)