熊本教育ネットワークユニオン

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最近の宅配から考える

 最近の宅配の件ですが、とある外資系のショピングサイトの荷物は、以前は商品は箱に入り、なおかつ真空パックがしてありました。しかし、昨年頃から紙製の封筒に包装無しで商品が届くようになりました。

 私は最近Nゲージ鉄道模型を始めたのですが、精密機械であるSLの模型が紙の封筒にそのまま入れて届いたのにはビックリしました。確かに注文した翌日に無料で届くのはありがたいですが、こうした配送方法は来年からはできなくのではと思います。運輸ドラバーの人手不足や労働時間の2025年問題もあると思うからです。

 先日高速をオートクルーズコントロールを作動しながら運転していると、何度か横入りされました。車は安全な車間距離を保とうと、何度か減速をしました。一度は2トントラックに前に入られてドッキリしました。無茶な運転をしないと荷物がさばけない運輸事情も、こうした危険運転を助長しているのかなと思います。詳しくことはまだ分かりませんが、先日の北海道でのトラックと高速バスの事故も、こうした運輸事情が多少は影響しているのでないかと思った次第です。

 最近はネットで注文して、欲しい商品が自宅に届く便利な世の中になりました。しかし、その陰で個人商店はどんどん閉店していき、運輸ドライバーには荷重な負担がかかり、危険な運転をせざろうえなくなるのは、本末転倒なのではと思います。持続可能な社会を目指すためにも、ネットショピングと宅配の問題も考える必要があると思いました。

 

注1)Nゲージ:レール幅が9㎜の鉄道模型。9は英語でも独語でも仏語でもnで始まるのでそう呼ばれる(Nine,Neun,Neuf)。

注2)横入り:横から割り込むこと。

注3)オートクルーズコントロール:アクセル操作なしでも車が自動でスピードを一定に保ってくれる機能。