資料として書記長から紹介された新聞記事です。
『会計年度任用職員制度』の矛盾が現れています。書記長は次のようなコメントをつけています。
「今更ながら総務省マニュアルの悪どさを感じる記事です。民間では、5年ルールの適用を避けようと、4年目の雇用者に試験をして「5年目の雇用の有無」を選別する事例が見られます。」(一部を抜粋しました)
私の身内にも、公立図書館に勤める会計年度任用職員がいます。出産で休暇をとることになりました。この後の職業生活が安定したものになることを願うばかりです。
下のURLを使うと、東洋経済オンラインの記事(コロナ禍で社会支える「非正規公務員」悲惨な待遇 女性たちを沈黙させる「会計年度任用職員」)が閲覧できます。
https://toyokeizai.net/articles/-/538781?display=b
竹信 三恵子さん(和光大学名誉教授・官製ワーキングプア研究会理事)が書いておられます。一読をお勧めします。
読み進むと、次の一文があります。
関東地方の自治体の労組役員は「『会計年度』で募集すると応募はさっぱり。『常勤』に変えるとどっと来る。1年でクビと知っていて応募しますか?」と言う。女性非正規公務員たちを沈黙させてきた「装置」のツケは、広くて重い。
(小林敏夫)