熊本教育ネットワークユニオン

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散歩をすると

散歩をすると

 夕方になると、妻から散歩に連れ出される。授業がある日や雨の日などは出ない。「歩かんと、ますます頭や体が衰えるよ」と言われて、渋々ながら30分~50分ほど歩くことがある。5コースくらいあるが、ときには逆向きに行くこともある。

 いろいろな人とすれ違う。そんなに多くはないが、見ず知らずなのにしっかり挨拶をする人がいる。思わず、挨拶を返す。小中学生、高齢者、若い人、様々である。自転車に乗った頭に布(ヒジャブ)をかぶったインドネシア人と思われる女性2・3人は必ず挨拶をされる。技能実習生だろうか、誰かのアドバイスで律儀に挨拶をしているのだろうか、と勝手に想像している。

 公園には弾力性のある舗装をした歩行コースがあり、様々な年齢層の人がそれぞれのペースで黙々と歩いている。いつも見かける高齢女性3人組だけはずっとじゃべり続けて歩き、遠くからも賑やかな声が聞こえる。

 犬の散歩をしている人も多い。子どもの頃に犬を飼っていたときは、放し飼いで糞の始末など考えもしなかった。今は、リードでつないで全員袋などを持ち歩いている。すれ違ったとき、小型犬は吠えたり突っかかってきたりして威嚇してくることが多いように思う。中型犬は落ち着いている感じがする。

 近所の道はせまいが、朝夕の抜け道にもなっているようだ。かなりのスピードの車も見かける。そんなに飛ばして大丈夫かなと心配にもなる。自宅の横の交差点でも何回か衝突事故があったと聞いている。

 歩いていると、いろいろと目や耳に入ってくる。建築中の家や空き家と思われる家そして解体中の家。建築中の家は、その進捗状況が気になる。新築の家は、庭は少しで2・3台分の駐車場があるところが多い。

 時折、その駐車場や庭でバーベキューをしていることを見かける。近づくと、まず炭火の臭いがしてくる。目隠しもあまりないところが多い。煙や臭いや話し声など近所にはばかられる感覚が私にはある。古いのだろうか。

 アパートや家の傍を通ると、料理の臭いがしたり、テレビの音や無邪気な子どもの声なども聞こえてくる。ときには、東南アジアと思われる言語のにぎやかな会話も。人々の暮らしがほんの少し感じられる。

 街灯(防犯灯)がほとんどLEDライトになっている。以前から、白やオレンジなどの光の色や明るさの違いがあると思っていた。小型で外寸はそんなに変わらないが、小さなLEDバルブの並べ方が違う。8~10個くらいを1列または2列で、中にはジクザグに配列してあるものもある。その形式は様々で5・6種類以上ある。歩いていないと、私は気付かなかっただろう。

 自動車のことを4回ほど書いた。本をあまり読まずにのほほんと暮らしているので、身の回りのことや思い出話を思いつくままにしか書けない。ネタ切れ間近である。

(熊本教育ネットワークユニオン true myself)